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4月は既存店が2カ月連続で3・1%減少  九州内スーパー販売    衣料・身の回り品不振


 2008年4月の九州内スーパー販売(速報値)は、前年同月から7店舗増の全店ベース(360店舗)で790億円の前年同月比0・9%と3カ月ぶりで減少した。既存店ベースでは同3・1%と2カ月連続で減少となった。
 九州内のスーパー(従業員数が50人以上、売り上げ面積の50%以上についてはセルフサービスを採用している商店)の販売額は「衣料品」が173億円で同3・8%減、「飲食料」が372億円で同1・5%増、「その他」が244億円で同2・4%減となった。全店における商品別販売動向を見ると、「紳士服・洋品」はスーツやシャツなどに一部動きがみられたものの全体では動きが鈍く、36億円で同1・6%減、「婦人服・子供服・洋品」は肌着などに一部動きが見られたものの全体では動きが鈍く、90億円で同3・9%減、「その他の衣料品」は全般に動きが鈍く、12億円で同14・6%減、「身の回り品」は雨具や紳士・婦人靴に動きがみられたものの全体では動きが鈍く33億円で1・6%減となった。過去1年間の新規出店と閉店を除く既存店ベースでは、「飲食料」以外の項目すべてで前年を下回った。