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4月の入国者数は前年比6・4%増の約42万人 九州運輸局


11カ月連続で40万人超

九州運輸局(加賀至局長)が7月6日に発表した、4月の外国人入国者数(クルーズ上陸を含めた確定値)は、前年同期比6・4%増の42万4730人で昨年6月から11カ月連続で40万人超となり、4月単月の実績では過去最高となった。
韓国、台湾、香港と九州各地の空港を結ぶLCC(格安航空会社)の新規就航やチャーター便の就航で個人旅行客の増加が後押ししたことが要因となった。国・地域別では韓国が前年比13・8%増の20万5612人、中国は同8・2%減の11万9041人、台湾が同29・2%増の4万2336人、香港が同9・3%増の2万3343人、タイが26・8%増の7303人。韓国、台湾、香港は4月単月では過去最高となったものの、中国はクルーズ以外の個人旅行客が前年比28・2%増の2万2302人と4月単体で過去最高だったが、クルーズ船の寄港回数が同13・9%減の95回・9万6739人と10万人台を割込んだことが影響した。
また、クルーズ船を含まない5月の速報値は、前年比11・9%増の29万3280人で、1月から5月までの累計入国者数が200万4460人となり、過去最も早いペースで累計200万人を達成した。

2018年7月18日発行