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4億円かけ中国江蘇省に全熱交換器第2工場  西部技研    来年2月着工、10月完成予定


 省エネ・環境保全装置機器製造販売の株式会社西部技研(古賀市、隈扶三郎社長)は、約4億円をかけて中国・江蘇省常熟市に全熱交換器等製造の第2工場を建設する。来年2月に着工、10月に完成する。
 同社は昨年1月に、中国の同市に全熱交換器のほか、デシカント除湿機の製造子会社および工場を開設。このほど、同工場が手狭になったと同時に、今後も中国で高い需要が見込まれるため、工場増設を決めた。第2工場は第1工場と同じ工業団地で、敷地面積約1万3000平方m、建築面積約6400平方m。完成後は、現工場の1・4倍となる約40人で稼働する計画。今期、中国での売上高で4億円を見込んでおり、新工場稼動で来期以降、売上を伸ばす考え。
 同社は、1965年7月設立。資本金は1億円。従業員は200人。08年12月期決算で売上高48億5000万円を見込む。隈社長は福岡市東区出身。64年5月1日生まれの44歳。福岡大学法学部卒。趣味はドライブ、映画鑑賞、読書。