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35億円超かけ古賀市に新工場建設 三友機器


21年稼働予定

食品包装、畜産環境プラント設計施工の三友機器㈱(福岡市中央区大手門1丁目、河内旭会長)は21年稼働を目指し、古賀市に新工場を建設する。投資額は約35億円を見込む。
敷地面積は4万5000㎡。建築面積は約9700㎡。主力のボトラー向けプラントや特殊車両の生産、近年販売を伸ばしている家畜ふん尿や汚泥などの有機物を急速堆肥化するプラント「コンポ富士」の国内向け製造拠点として位置づける。現久山工場は、売却するか貸し出す予定。
河内会長は「富士コンボは今後100〜200台販売を目指しており、量産体制が急務。特殊車両事業も単体で黒字化したので、新工場でさらに飛躍させたい」と話している。
同社は1975年11月設立。資本金は5000万円。従業員は117人。売上高は141億円(18年12月期)。
河内会長は1946年1月9日生まれの72歳。熊本県山鹿市出身。趣味はゴルフ。

2019年9月10日発行