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30年、軽井沢にラグジュアリーホテル開業へ ロイヤルグループ
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週刊経済2025年8月6日発行号
35年までに21棟の建設目指す
ロイヤルホールディングス㈱(福岡市博多区那珂3丁目、阿部正孝社長)のグループ会社で、ホテル事業のロイヤルマイナーホテルズ㈱(東京都世田谷区、本山浩平社長)は、2030年をめどに長野県軽井沢町にラグジュアリーホテルを開業する。
同社は3月にラグジュアリーホテルやリゾート・ブランドレジデンスをグローバル展開するタイ・バンコクの「マイナーホテルズ」100%出資のシンガポール子会社との合弁で設立。このほどデベロッパー業のリストデベロップメント㈱(横浜市、木内寛之社長)と日本国内におけるホテルマネジメント契約を締結したことを機に、日本初進出のラグジュアリーホテル開業に向けた動きを本格化させる。
開業するホテル名は「アナンタラ軽井沢リトリート」で、施設は軽井沢町、浅間山を望める森林に囲まれた約4万㎡の土地に建設。客室はスイートルーム(60~120㎡予定)23室、ラグジュアリーヴィラ18棟28室(70~270㎡予定)の全51室に加え、館内にはオールデイダイニング、レストラン、バーを含む3つの飲食施設で構成。またスパをはじめ、地域に合わせたウェルネス体験のほか、温泉を含むウェルネスプログラムの展開、プール、フィットネスセンター、ライブラリー、レジデンスラウンジ、企業イベントなどに適した多目的会議スペースも備えるという。
ロイヤルマイナーホテルズでは、今後2035年までに、「Anantara(アナンタラ)」「Avani(アヴァ二)」「Tivoli(チボリ)」の3ブランドで、21棟のホテル開業と売上高210億円の達成を目指す。

