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3社から約5億5000万円を資金調達  ユニゾンシステムズ    営業部門拡充などを図る


 放送業界に特化したアプリケーションソフト開発の株式会社ユニゾンシステムズ(福岡市中央区荒戸2丁目、今村勉也社長)は、2月から4月15日までに3社から約5億5000万円を資金調達した。
 自社開発の高速ファイル転送システム「STORM」がメディア業界だけでなく、医療やゲーム、製造業界など業種問わず販路を広げている。それに伴い、人員の確保や東京支社拡張移転のための費用にあて、営業部門の拡充や開発環境の整備などを図る。引受先は福岡キャピタルパートナーズ運営のファンド(約3億円・出資)と日本政策金融公庫(1億5000万円・資本性ローン)、伊予銀行(1億円・長期借入金)。今村社長は「大容量ファイル高速転送市場の創造や事業拡大に注力していく。将来の上場を目指していきたい」と話している。
 同社は1991年11月設立。資本金1億6000万円。事業内容はコンピュータソフトウェアの開発およびオリジナルパッケージソフトウェアの販売。従業員62人。