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3月期売上高は1・3%増の205億9447万円  にしけい


人件費増で経常は69%減

地場最大手警備業、㈱にしけい(福岡市博多区店屋町、大坪潔晴社長)の2020年3月期決算は、売上高が前期比1・3%増の205億9447万円、経常利益は69・0%減の3億4407万円だった。
常駐部門、空港部門の単価値上げと現金輸送部門の新規受注によって増収、処遇改善に伴う人件費などの増加で利益は大幅減となった。部門別に見ると、一般部門の売上高は施設警備の単価値上げで前期比0・8%増の112億3647万円、空港保安部門も単価値上げで同1・4%増の64億8137万円、現金輸送部門も新規業務の受注などで同2・8%増の28億7663万円と前年を上回った。
今期は新型コロナウイルス感染拡大の影響の算定が難しいことから、来年3月期の業績予想は未定としている。

2020年6月30日発行