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3月期の経常利益予想を上方修正 三井松島ホールディングス
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週刊経済2025年3月5日発行号
営業益、当期純利益も当初予想上回る
産業用製品製造販売などの三井松島ホールディングス㈱(福岡市中央区大手門1丁目、吉岡泰士社長)の2025年3月期業績予想で経常利益、営業利益、当期純利益を上方修正した。
石炭事業終了で、インドネシアのGDM炭鉱を運営する同社子会社GDM社の株式を、インドネシアのABK炭鉱を運営するABKグループに売却し特別利益3億円を計上。そのほか、政策保有株式の売却、産業用製品セグメントで、コンベアチェーン製造販売などの㈱ジャパン・チェーン・ホールディングス、ガラス基板製造などを手掛けるCST㈱などの業績拡大などで期首予想を上回る見込み。経常利益が前回予想の59億円から73億円(前期比71・9%減)、営業利益が60億円から68億円(同73%減)、当期純利益が60億円から79億円(同47・7%減)に修正した。なお、売上高は前回予想から修正はなく、前期比22・5%減の600億円を予想している。