２８年までの新中期経営計画を策定　ＹＥ ＤＩＧＩＴＡＬ

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週刊経済2025年5月7・14日発行号

最終年度目標は売上高２５０億円

ⅠＴソリューション開発の㈱ＹＥ　ＤＩＧＩＴＡＬ（北九州市小倉北区米町２丁目、玉井裕治社長）は３月３１日、２０２５年度からの３カ年中期経営計画を発表した。

２５年２月期までの３カ年中期経営計画では、最終年度売上高１８０億円、営業利益１５億円の目標に対し、売上高が１９９億４４００万円、営業利益が１４億８００万円だった。２５年３月からの３カ年新中期経営計画では、最終年度の２８年２月期で売上高２５０億円、経常利益３０億円、営業利益３０億円を目指す。安川電機向けＤＸプロジェクトや製造業などに向けた大規模プロジェクトで培ったＤＸ推進のノウハウを生かし、システム導入からデータ管理、活用を総合的にサポートする「顧客起点のマーケティング戦略の展開」、物流事業者向けＤＸソリューションなどを拡販し、ストック型ビジネスの強化を図る「カスタマーサクセスに導くプロダクト・サービス力の実現」、Ｍ＆Ａや資本提携などを通して既存事業拡大を図る「ビジネス拡大を支える投資戦略の推進」、ステークホルダーの信頼向上に向けた取り組みを推進する「持続的成長を支えるサステナビリティ経営の推進」の４方針を掲げている。

同社では「６月から運用保守データの活用に関する新サービスも開始する。長年のノウハウを生かし、生産性向上を支援したい」と話している。