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27年2月末で営業終了へ 福岡パルコ
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週刊経済2026年2月11日発行号
コンテンツを生かした施設に
福岡パルコ(福岡市中央区天神2丁目)は2027年2月末をもって営業を終了する。運営する㈱パルコが1月29日、取締役会で決定したと発表した。
福岡パルコは2010年3月、福岡市中央区天神2丁目に開業。天神エリアの商業拠点の一角として、若者文化やファッション、エンターテインメントを発信し、これまで約16年にわたり営業を続けてきた。現在も多くの来館者に支えられているが、築90年と建物の老朽化が進む中、今後想定される投資負担や、天神二丁目南ブロック駅前東街区で進行する再開発計画を踏まえ、中長期的な視点から営業終了を判断したもの。
同施設の店舗面積は約4万2千㎡、24年度のテナント取扱高は約272億7400万円となっている。営業終了後は、天神二丁目南ブロック駅前東街区および西街区での再開発が進められる。建て替え後の大型複合商業ビルは、耐震性や防災性の向上に加え、同館が培ってきたコンテンツを生かしたライブハウスやギャラリー、ミュージアムなど文化・情報発信機能の導入を検討する。あわせて、公園整備や緑化を進め、憩いとにぎわいを備えた空間づくりを目指すとしている。また、西街区では新天町の歴史を継承した商店街開発とも連携し、メルヘン通り地下通路の整備などを通じて歩行者の回遊性向上を図る。
同社は「天神ビッグバンのさらなる推進と、福岡市の都市機能強化に協力する」と話している。

