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24時間営業の無人賃貸仲介店舗を計画  早川不動産    2月に実験店開設目指す


 不動産管理、賃貸仲介などを手がける株式会社早川不動産(福岡市博多区吉塚本町、早川眞市社長)は、24時間営業の無人賃貸仲介店舗出店を計画中で、2月に本社事務所に実験店舗の開設を目指している。
 来店客を増やし管理物件の入居率向上を目指す。無人店舗内では選択した物件を体験できるバーチャル空間を作り出す。また来店客が実際に足を運び見学したい物件を選択すると、携帯電話に物件の認証キーを自動で送り夜間などでも自由に見学できるサービスを提供するという。認証キーのサービスは、同社の関連会社株式会社KESAKAシステム(東京都江戸川区、藤井惠介社長)が展開するシステムで、「おサイフケータイ」の機能を利用し携帯電話を住宅の認証キーなどに利用できるサービス「MILOKA」を活用する。今後は実験店舗の状況を見ながら正式出店などを計画するという。早川社長は「入居者とオーナー双方に喜ばれるサービスを今後も展開していきたい」と話している。
 早川社長は福岡市出身。1950年9月11日生まれの61歳。福岡高校卒。趣味は将棋。