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22年のプラント販売数20%増見込む 三友機器


週刊経済2021年12月28日発行

養鶏場など需要拡大

食品包装、畜産環境プラント設計施工の三友機器㈱(福岡市中央区大手門1丁目、河内旭代表取締役会長)は、有機物を急速堆肥化するプラント「コンポ富士」の22年販売数を前年比20%増の100台を見込む。
環境意識の高まりから、家畜ふん尿や汚泥などを処理、再利用する需要が増えており、養鶏場や養豚場などからの受注が伸長。コロナ禍で止まっていた海外からの受注が再開すれば、さらに増産を計画している。同社では現在古賀市青柳に投資額40億円をかけた新工場を建設中。近隣の工場機能集約を計画しており、完成後は年間200台以上の生産を目指す。
同社は1975年11月設立。資本金は5千万円。従業員は117人。売上高は141億円(18年12月期)。
河内会長は1946年1月9日生まれの72歳。熊本県山鹿市出身。趣味はゴルフ。