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21年シーズンはなでしこ2部に昇格 福岡アンクラス


週刊経済2021年1月13日発行

6シーズンぶり

㈱福岡アンクラス(春日市日の出町2丁目、長谷川慎一社長)が運営する女子サッカーチーム「福岡J・アンクラス」は、今春開幕の2021年シーズンで「なでしこリーグ2部」に昇格する。
昨シーズンなでしこ3部に相当する「チャレンジリーグWEST」で6チーム中3位となり、2部は6シーズンぶり。チャレンジリーグWESTからはアンクラスのほか、5位の「岡山湯郷Belle(ベル)」、6位の「吉備国際大学Charme(シャルム)岡山高梁」も2部に昇格する。リーグ開催期間は4月10日〜10月10日まで。試合は2部所属の8チームによるホーム&アウェー方式の総当たり戦で、昇降格の条件は現時点で未定。今年9月には日本女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」の開幕に伴い、国内リーグは上から、WEリーグ11チーム、なでしこ1部12チーム、同2部8チームに再編され、その下に地域リーグ(九州リーグ)、都道府県リーグ(福岡県リーグ)となる。昨シーズンに属した3部のチャレンジリーグは廃止される。徳永裕文クラブ運営責任者は「福岡から全国の皆さまに元気と笑顔を与えられるようチーム一丸となって戦っていく。まずは1年で1部昇格を果たしたい」と話している。
福岡J・アンクラスは1986年創設。2006年から日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)に参加。スポンサー数は39社。