NEWS

20年7月期は売上高15億円目指す カシムラホールディングス


自社保有物件増で賃貸収入強化

マンションの買い取り再販、不動産賃貸事業などの㈱カシムラホールディングス(福岡市中央区白金1丁目、樫村尚明社長)は20年7月期の売上高は対前年比25%増の15億円を見込んでいる。
20年7月期からの5カ年計画で掲げる目標では2025年7月期に売上高19年7月期比3・3倍の40億円を目指す。今後は年間1億円程投資し、1棟当たり1億5千万円~3億円規模の物件を購入していき、売り上げ全体の50%を自社保有物件による不動産賃貸業で担う方針。また、買い取り再販のほか、昨年6月から開始した戸建て住宅の建て売り事業も「OAK VILLA HOUSE」という名称で展開を強化し、年間10区画のペースで販売していく。樫村社長は「自社保有物件による家賃収入の拡大で超安定経営を確立し、理想とする企業グループを目指していく」と話している。
同社は2015年11月設立。資本金5千万円。従業員数は7人。主力の買い取り再販事業に加え、賃貸事業で「OAK VILLA」、戸建て住宅の企画販売事業では「OAK VILLA HOUSE」としてシリーズ展開を進めている。19年7月期の売上高は約12億円。

2020年2月4日発行