NEWS

2種類のエナジードリンク発売 サンコー


週刊経済2025年新春特別号

漫画『北斗の拳』をモチーフに

自動販売機オペレーター事業や飲料製造の㈱サンコー(福岡市博多区博多駅南5丁目、山﨑祥史社長)は10月末、漫画『北斗の拳』に登場するキャラクター「ラオウ」をモチーフにしたエナジードリンク「ラオウエナジ―」を発売した。

エナジードリンクブームから10年が経ち、かつての消費者や『北斗の拳』の読者だった世代など20~50歳代の男性をメインターゲットに、海外ブランドが優位な市場での日本製品の知名度向上を目指す。漫画のメインキャラクターではない悪役的存在「ラオウ」を、力が沸くイメージを表現するために起用した。現在は全国のスーパーやコンビニ、ドラッグストアや自社自動販売機で販売している。フレーバーは「博多あまおう」と「宮崎県産マンゴー」で、九州産のフルーツ果汁を配合しているのが特徴という。内容量250㎖で170~210円。

大島秀一情報企画室長は「自分と同世代のおじさんたちを元気にしたい。すでに、取扱店舗では気合の入ったポップで宣伝してもらうなど、卸先の店長の熱意を感じる。SNSでは若い人にも好評で、今後は海外展開も目指していきたい」とした。

『北斗の拳』は1980年代に週刊少年ジャンプに掲載された人気漫画。