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2月は5・7%減の865億円 九州のコンビニ販売額


週刊経済2021年4月20日発行

593店舗減

九州経済産業局が4月8日に発表した2021年2月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5600店舗)で前年同月比5・7%減の865億円となり、3カ月連続の減少、店舗数は593店舗の減少だった。
県別では福岡が前年同月比6・9%減の369億円(増減なしの2312店舗)、佐賀が4・6%減の56億円(2店舗減の362店舗)、長崎が2・3%減の81億円(2店舗減の529店舗)、熊本が3・6%減の123億円(9舗増の786店舗)、大分が6・7%減の74億円(2店舗増の514店舗)、宮崎が6・2%減の66億円(9店舗増の433店舗)、鹿児島が5・9%減の95億円(5店舗減の664店舗)、2020年7月分公表時から「九州」には沖縄を含まない。

全国は12カ月連続で販売額減

経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比6・6%減の8696億円で12カ月連続のマイナスだった。商品項目別にみると、販売額が最も大きい「ファーストフード・日配食品」は弁当、調理パン、ファストフードなどが不調であったことから8・5%減の3225億円となり12カ月連続の減少。「非食品」は日用品や書籍、雑誌、化粧品などが低調で1・1%減の2801億円となり2カ月連続の減少。「加工食品」はソフトドリンクや菓子類などが不調で8・2%減の2242億円となり12カ月連続の減少。「サービス」はチケット売り上げの不振により16・0%減の428億円となり3カ月連続の減少となった。

表はこちらから。