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2月は0・5%減の973億円 九州のコンビニ販売額


週刊経済2025年5月21日発行号

店舗数は54店舗増

九州経済産業局が4月11日に発表した2025年2月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5626店舗)で前年同月比0・5%減の973億円となり、10カ月ぶりの減少、店舗数は54店舗の増加だった。

県別では福岡が前年同月比0・1%減の418億円(21店舗増の2286店舗)、佐賀が1・5%減の62億円(3店舗増の370店舗)、長崎が0・5%減の89億円(8店舗増の531店舗)、熊本が0・7%減の135億円(4店舗増の785店舗)、大分が0・9%減の83億円(9店舗増の529店舗)、宮崎が1・3%増の77億円(7店舗増の449店舗)、鹿児島が2・2%減の107億円(2店舗増の676店舗)だった。2020年7月公表時から「九州」に沖縄は含まない。

 

全国では2カ月連続の増加

経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比0・3%増の9802億円で、2カ月連続のプラスだった。

販売額が最も大きい「ファストフード・日配食品」は寒波により客足が鈍り、弁当や調理パンが低調だったことから0・6%減の3605億円となり、4カ月ぶりの減少。「非食品」は日用品が低調だったことから1・3%減の3034億円となり、11カ月ぶりの減少。「加工食品」はソフトドリンクや菓子が堅調だったことから3・4%増の2687億円となり、33カ月連続の増加。「サービス」はチケットが堅調だったことから1・7%増の476億円となり、2カ月連続の増加となった。

詳細は表の通り。

表はこちらから。