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2月は既存店が12カ月ぶりに増加  九州内スーパー販売    紳士・婦人衣料など好調


 2008年2月の九州内スーパー販売(速報値)は、前年同月から2店舗増の全店ベース(360店舗)で736億円の前年同月比2・7%と3カ月ぶりに増加した。既存店ベースでは同1・1%で12カ月ぶりに増加した。
 九州内のスーパー(従業員数が50人以上、売り上げ面積の50%以上についてはセルフサービスを採用している商店)の販売額は「衣料品」が152億円で同3・6%増、「飲食料」が376億円で同4・6%増、「その他」が208億円で同1・1%減となった。全店における商品別販売動向を見ると、「紳士服・洋品」はコートや肌着、靴下などに好調な動きがみられ、33億円で同9・2%増、「婦人服・子供服・洋品」はカットソーや肌着、靴下などに動きが見られ、76億円で同3・2%増、「その他の衣料品」は寝装具類に好調な動きがみられ13億円で同5・8%増、「身の回り品」はマフラーや手袋など一部に動きがみられたものの全体の動きが鈍く28億円で2・1%減となった。過去1年間の新規出店と閉店を除く既存店ベースでも、「身の回り品」以外の項目すべてで前年を上回った。