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2月の市内オフィス空室率は3・86% 三幸エステート調べ 統計開始以来初の3%台
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賃貸オフィス仲介の三幸エステート株式会社(東京都中央区銀座、種田充博社長)調べによると、2月の市内オフィス空室率は前月比0・17ポイント減の3・86%で、95年1月の統計開始以来初の3%台となった。
規模別では、基準階貸付面積が200坪以上の大規模ビルが前月から横ばいの2・1%、100坪以上200坪未満の大型ビルが前月比0・1ポイント減の3・4%、50坪以上100坪未満の中型ビルは同0・5ポイント減の6・8%となり、すべての規模で統計開始以来の最低値を記録している。主要エリア別では、博多駅前が前月から0・1ポイント増の3・1%、呉服町が同0・3ポイント減の2・3%、天神が0・2ポイント減の4・0%で、「博多駅前」は築年数が経過したビルでまとまった面積の空室が顕在化し、空室率が上昇している。募集賃料は前月比17円増の坪当たり1万429円と、1万400円台で緩やかに上昇している。募集床不足が続く中でテナントの移転意欲は高く、一部では募集条件よりも高値で成約するケースが出始めている。
同社では「ベンチャーやIT系企業の新規出店や拡張移転ニーズが堅調であることに変わりなく、加えてアジアを中心とした外資系企業のニーズも増加傾向にある。設備面などのニーズを満たす募集中ビルが少ないことも背景に、築年数が経過したビルを中心に、ベンチャーやIT企業向けのリニューアルをする動きも目立つ」と分析している。

