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2千万円の新ファンド設立 ふくおかFG


週刊経済2025年9月24日発行号

地域ブランディングを支援

㈱ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市中央区大手門1丁目、五島久社長)は9月12日、取引先の地域ブランディング事業を支援する総額2千万円の「九州Re-Branding Fund 2025-2026」を設立した。

同ファンドは、1事業あたり最大200万円を補助する。期間は2027年3月31日まで。対象事業は、観光資源を活用した交流人口の創出、特産品などの開発・販路開拓支援、地域資源をもとにした実証実験・調査などとしている。過去には糸島市でのフードツーリズム造成や、広川町での久留米絣を使った土産物開発などの支援実績がある。同社では「グループ経営の基本である『一歩先を行く発想で、地域に真のゆたかさを』に基づき、地域経済の活性化に向けた地方創生の取り組みを積極的に進めていきたい」と話している。