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19年6月期予想を上方修正 FCホールディングス


交通マネジメント、老朽対策などの受注増で

交通・都市など調査・計画・設計コンサルタントを手掛ける㈱福山コンサルタント(福岡市博多区博多駅東3丁目、福島宏治社長)の持ち株会社、㈱FCホールディングス(同)は2019年6月期連結業績予想で、売上高を前回予想の70億円から73億5000万円(前回比5・0%増)に、経常利益は5億5000万円から7億5000万円(同36・4%増)に上方修正した。
得意とする交通マネジメントや老朽対策、鉄道関連等の分野の堅調な業務受注で前回比3億5000万円の増収を見込む。利益面についても売上増に伴い前回予想を上回る見通しとなった。営業利益は5億5000万円から7億5000万円(同36・4%増)、当期純利益は3億円から4億円(同33・3%増)を見込む。
配当予想も普通配当が従来の20円から2円増配の22円、さらに3月1日に迎えた創業70周年の記念配当として5円を追加し、1株当たり年間配当27円に修正している。また、7月1日を効力発生日とする株式分割も実施。6月30日を基準日とし、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式を1株につき1・1株の割合で分割する。
同社は2017年1月設立(福山コンサルタントは1949年創業)。資本金4億円。

2019年5月21日発行