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18年12月期売上高は12億9600万円 はかた匠工芸


前年比4・4%増

博多帯製造販売の㈱はかた匠工芸(大野城市仲畑2丁目、藤永新一社長)の2018年12月期決算は、売上高が前年比4・4%増の12億9600万円、経常損益が1700万円、当期純損益が1200万円で増資減益だった。
博多織777周年の記念ツアーやイベント開催などによる販売会の増加が売上高をけん引したが、それに伴う販売経費の増加などで減益となった。
また、東京、京都に出店していた男性着物の「京都店」を閉店するなどして事業縮小を図り、経営資源を「銀座店」に集中させていた。男性向け着付け教室や広告宣伝費で販売経費を支出したが、受注獲得につながらず減益となった。
19年12月期は、生産体制改善による製造原価率の改善や新規の販路開拓などを強化し、売上高は3・1%増の13億3600万円、経常利益は1300万円、当期純利益は900万円を見込んでいる。
同社は2007年3月設立。資本金1億885万円。親会社は日本和装ホールディングス。14年7月に東証・東京プロマーケットに上場している。

2019年3月5日発行