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13年度、県内デイサービス2店舗出店  東京都のイー・ライフ・グループ    6店舗体制に


 全国でリハビリデイサービス「nagomi」を百店舗展開するイー・ライフ・グループ株式会社(東京都、小川義行社長)は2013年度中に直営店1店舗、FC店1店舗を県内に出店する。
 同社は現在、直営の飯倉店(福岡市早良区飯倉4丁目)、姪浜店(同市西区大町団地)と、FCの春日店(春日市若葉台2丁目)、塩原店(福岡市南区塩原3丁目)を展開しており、出店強化で県内での事業拡大を図る。出店場所は同市中央区で、施設面積百平方m、ビルやマンションの1階で物件を選定中。25百人の要介護認定者がいるエリアを1店舗当たりの商圏とし、FC契約を結ぶ株式会社新生堂薬局(同市南区中尾3丁目、水田雅幸社長)とも出店エリアを調整していく。同時に、13年度以降はFC展開を希望する企業や病院などを募集し、14年度以降の展開の準備も進める。青木大輔マネージャーは、「オフィスビルが多い中央区だが、人口に対する要介護認定者の割合は早良区と変わらない。潜在需要はあるので、認知度を高め、登録者を増やしたい」と話している。
 同社は1999年8月設立。資本金は1億円。11年9月期の売上高は約7億7千万円。従業員は百人。大阪、福岡、上海に支社を構え、2015年度までに全国250店舗(直営50店)の展開を目標に掲げている。
 小川社長は1971年生まれの41歳。埼玉県出身。埼玉栄高校、拓殖大学政経学部経済学科を卒業後、大手損害保険会社に入社。半年後、打撃投手として日本ハムファイターズに入団。退団後フリーターを経て大手住宅リフォーム会社に入社し、全国1位の営業成績を残す。99年に独立し、同社の前身であるテックオガワ株式会社設立。代表取締役に就任し、現在に至る。