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12億円投じ、博多区店屋町に自社ビル建設 アイシグリーンシステム


完成予定は21年9月

ゴルフ場向けのシステム開発を手掛けるアイシグリーンシステム㈱(春日市春日3丁目、石下秀臣社長)は投資額12億円かけ、福岡市博多区店屋町に自社ビルを建設する。10月着工、21年9月完成を目指す。
石下社長によると、福岡市内には幅広い規模のシステム会社に所属する有望なプログラマーやエンジニアが多いと分析。新社屋建設に伴ってワンフロアを活用し、技術者のノウハウなどを集約したシステムラボを設ける計画。場所は通称・赤間町通りのオフィスビル「博多アーバンスクエアービル」そば、100円パーキング跡地(収容台数20台を昨年10月取得した)。敷地面積は400㎡、建物は8階建てで、延べ床面積1500㎡。1階はエントランス、2階~7階がシステム会社専用のオフィスやシステムラボ(現段階では階数は未定)を設ける。今後は15~20社程度のシステム会社の入居募集も開始。8階には自社ビル完成に伴い、アイシグリーンシステムの本社事務所が入居する。
同社は1996年5月設立。資本金3000万円。従業員40人。全国のゴルフ場向けのシステム開発に特化。業界に先駆けて、Webに対応した一括管理型のゴルフ場の総合管理システムやゴルフ場のキャディ不足に対応した業界初のiPadカートナビなどの自社開発の実績がある。2020年4月期の売上高見込みは9億4000万円。
石下社長は長崎市出身。1945年10月26日生まれの74歳。趣味はゴルフ。

2020年3月24日発行