１０月に北九州でファッションイベント　東京ガールズコレクション実行委員会

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週刊経済2025年8月6日発行号

９回目の開催

ファッションイベント「東京ガールズコレクション」実行委員会（企画・制作／㈱Ｗ　ＴＯＫＹＯ、東京都渋谷区、村上範義社長）は１０月１１日、北九州市でファッションイベントを開催する。
地元企業の参画による地域経済の活性化や観光客誘致を目的とした地方創生の一環として実施するもので、地方開催では最多の９回目を迎える。名称は「ＴＧＣ北九州２０２５ｂｙ東京ガールズコレクション」。場所は同市小倉北区浅野３丁目の西日本総合展示場新館。テーマは「フローリッシュ」で「花のように一人一人が輝く社会をつくる」「花にあふれる街づくり」などの意味を込めているという。若年層をターゲットにしたイベントで、約１００人のモデルらが出演。来場者数約９千人と配信視聴者数約１５０万人、経済波及効果は２７億円を見込む。小倉織ブランドの商品や福岡県産の花を使用したショーも実施するなど、福岡の魅力を発信する。また、今回初めて同イベント翌日に子ども向けの催しを企画し、親子の参加を促す。
チケットは７月１９日から北九州市民に先行販売し、８月３０日から一般販売する。価格は先行販売が８５００円、一般販売が９千円。共催は北九州市、福岡県、北九州市都心集客推進委員会。記者発表会に出席した武内和久北九州市長は「北九州市は女性が自分らしく働ける街を推進しており、健康美をテーマに女性の活躍を後押しできるイベントにしたい」。服部誠太郎福岡県知事は「今年のテーマに沿い、『一人一花運動』を実施し住みたい街を目指す福岡県の魅力を発信したい」と話した。