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10億円をかけ小郡市干潟に物流倉庫 大分のNBSロジソル


年間売上高10億円規模へ

総合物流業の㈱NBSロジソル(大分県日田市南友田町、河野逸郎社長)は10億円を投じ、小郡市干潟船底に物流倉庫を建設している。完成、稼働ともに来年6月を予定。総工費10億円。
現在九州エリアの中核拠点、小郡営業所(小郡市干潟船底)と併設し6480㎡の既存管理倉庫がある。今後同営業所沿いの県道53号線が整備され輸送体制の向上を見込み、隣接地に新倉庫を設けて物流拠点の機能を高めていく。場所は通称・久留米筑紫野線沿い(県道53号線)、「四三島」交差点の100m南側。新倉庫は鉄骨造の平屋建てで、床面積5000㎡。建築面積6700㎡。荷物の格納や入荷、荷捌き、配送を手掛ける通過型、倉庫内で荷捌きや流通加工、保管、出荷指示をもとに各届先までの配送を手掛ける在庫型の両機能をもつ。海上コンテナなどの大型貨物の取り扱いも対応可能。7万5000トンの保管が可能という。産業団地などが多く点在する久留米市や鳥栖市の顧客の製品や原料の入出庫、保管、トラックによる輸送など幅広いニーズに対応する方針。
同社では「小郡営業所の管理倉庫は新倉庫を含めて計3棟体制になる。年間売上高10億円規模の物流拠点を目指す」と話している。
同社は1968年1月設立。資本金9500万円。従業員約1200人。建材関連の物流を主力に、物流コンサルティング、国際物流なども手掛けている。2018年度の売上高は149億円。

2019年12月10日発行