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10億円かけ朝倉市に油あげ製造工場  オーケー食品工業    完成予定は来年3月


 業務用味付けあげ製造販売のオーケー食品工業株式会社(朝倉市小田、東久保正興社長)は、同市屋永字西原に新工場を建設する。8月に着工し、完成は来年3月を予定している。事業費は約10億円。
 主力商品の油あげの製造工場。品質向上と生産性の効率化が目的で、品質の安定性と生産性の効率化に優れているという連続プレス成型機を新たに導入するほか、新工場稼働後、既存の甘木工場は生産ラインのメンテナンスに入る。
場所は本社北側の甘木工場敷地内。平屋建てで床面積は2102・75平方m。原材料の大豆の保管、供給から、加工工場への出荷まで一連の業務を担う。来年4月の稼働を予定。また増産体制による拡販を図り、年間1~2%の売上増を目標にしている。同社担当者は「最新設備の導入により人員の配置や商品ロスを抑えられる。新しい生産体制で更なる業務効率化に努めたい」と話している。