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1・7%減の992億円 九州コンビニ8月販売額


週刊経済2021年10月19日発行

48店舗減

九州経済産業局が10月7日に発表した2021年8月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5552店舗)で前年同月比1・7%減の992億円となり、6カ月ぶりの減少、店舗数は48店舗の減少だった。

県別では福岡が前年同月比1・1%減の424億円(40店舗減の2272店舗)、佐賀が2・4%減の65億円(5店舗減の358店舗)、長崎が1・4%増の92億円(4店舗減の527店舗)、熊本が4・1%減の136億円(4店舗減の779店舗)、大分が2%減の86億円(1店舗減の514店舗)、宮崎が2・3%減の76億円(7店舗増の436店舗)、鹿児島が2・8%減の110億円(1店舗減の666店舗)、2020年7月分公表時から「九州」には沖縄を含まない。

全国は5カ月ぶりの販売額減

経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比1・2%減の1兆190億円で5カ月ぶりのマイナスだった。商品項目別にみると、販売額が最も大きい「ファーストフード・日配食品」は冷やし麺や調理パン、牛乳、乳飲料が低調だったことから1・8%減の3791億円となり5カ月ぶりの減少。「非食品」はタバコ、日用品などが堅調で2・1%増の3151億円となり6カ月連続の増加。「加工食品」はソフトドリンク、アイスなどが低調で4・9%減の2764億円となり5カ月ぶりの減少。「サービス」はチケット売り上げが好調で5・9%増の484億円となり6カ月連続の増加となった。

表はこちらから。