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鳥飼2丁目に研修所・独身寮など備えた「ココロ館」完成 西日本シティ銀行 行職員の人間力向上を実現する施設
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株式会社西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)が創立10周年記念事業の一環として建て替えていた同市中央区鳥飼2丁目の研修所・独身寮・体育館を備えた新施設「西日本シティ銀行 ココロ館」が3月7日に完成した。
旧大濠研修所や独身寮、体育館が築30~50年経ち老朽化していたのに伴い、創立10周年記念事業の一環として14年2月に発表し、15年3月に着工していた。館名は同行ブランドスローガン「ココロがある。コタエがある。」を反映し命名。現中期経営計画でも「優れた人間力を持つプロフェッショナルな人財」への投資拡大に取り組む中、ココロ館を同行の発展を担う行職員の「人間力向上」を実現する施設と位置付け、4月以降ほぼ全ての研修に使用していく。また同時に、施設には外壁を設けず、大濠公園側の体育館屋上をふれあいの場「ココロガーデン」として地域住民に開放し、大濠地区の新たなランドマークとして「地域とともに発展する」というメッセージを発信していく。
場所は大濠公園の南西側、敷地面積は8583平方m。建物は地上12階地下1階建てで、城南線側が高層棟(高さ56・6m)、大濠公園側が低層棟となる。延べ床面積は約1万8200平方m。1階はロビー、図書室・蔵書室、歴史文化サロン、学習室、2階が288人を一度に収容できる大ホールや研修ロビー、学習室。3、4階が実店舗を再現した模擬店舗をはじめ端末研修室やPC研修室などの最新設備を完備する研修室」、5~7階が研修宿泊室。8~11階が独身寮。12階が行員食堂と特別室。地下1階は大濠公園側から城南線側に向けて順に体育館、吹き抜け、剣道場、柔道場を配置する。谷川頭取は「人材育成の環境づくりができたことが何よりうれしい。地域に貢献する期待に応える人づくりを推進していきたい」と話していた。

