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鳥栖市にロードサイド型の居酒屋を出店  アオキ    初年度8千万円の売上見込む


 筑後地区を中心に飲食店を展開する株式会社アオキ(八女市本村、青木秀信社長)は3月14日、鳥栖市宿町にロードサイド型居酒屋「八蔵(やぐら)鳥栖店」を出店した。同社5店舗目で、県外出店は初めて。
 居酒屋部門の強化に伴い、同社が2009年4月に出店した「パスタの王様」をリニューアルし業態変更した。場所は県道17号沿い、平塚交差点角。敷地面積は約1122平方m、店舗は平屋で床面積は約200平方m。席数はテーブル席36席、掘りコタツ個室12席、掘りコタツ宴会場45席の計93席。
 メニューは地鶏もも焼き(1155円)を看板商品に、焼き鳥、もつ鍋など約150品目のフード類と、150品目のドリンクを提供する。営業時間は午後5時から午前零時まで(日祝日は午後4時から午後11時まで)。想定客単価は28百円で、初年度は8千万円の売り上げを見込んでいる。店長には伊藤秀司(ひでじ)八蔵筑後店店長(33歳)が就任した。同社では「八蔵では初めての他県出店。周辺には企業が多く新鳥栖駅からも近い立地だけに、地の利を生かした営業展開で、多く団体の取り込みに力を入れたい」と話している。
 同社は1972年2月設立、資本金は2990万円、10年1月期の売上高は7億円、従業員数は37人(パート・アルバイト含むと200人)。現在、八女、筑後、久留米、朝倉市内で「八蔵」を4店舗、「パスタの王様」の屋号でパスタ専門店を2店舗出店している。