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香港オフィス開設  明倫国際法律事務所    海外2拠点目


 明倫国際法律事務所(福岡市中央区天神1丁目、田中雅敏代表弁護士)は6月29日、香港オフィスを開設した。上海に次ぎ、海外2拠点目。
 海外に進出する中小企業が増加する中で、国内と同様のリーガルサービスを受けたいという需要に応えるため。所長は高山大地弁護士で、現地には池辺健太弁護士が常駐する。定額制の顧問料で、行政運用のリサーチや香港での事業展開についてのコンサルティング、契約書の作成や修正、紛争処理などを引き受けるほか、行政機関や銀行からの紹介者向けに契約書リスク診断サービスも行う。今後、同事務所は年内にシンガポールオフィスを開設する計画で、中国、ASEAN地区の事業を強化する。田中代表弁護士は「拠点を構えるとともに、提携事務所と協力しながらASEANをカバーしていきたい」と話している。
 同事務所は2010年1月開業、弁護士12人、パラリーガル8人。