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香椎駅前1丁目に賃貸マンション DM都市開発


週刊経済2021年7月20日発行

学生がメインターゲット

投資用不動産の開発を手掛けるDM都市開発㈱(福岡市中央区大名2丁目、森弘晴社長)は、同市東区香椎駅前1丁目に賃貸マンションを建設している。完成予定は来年3月末。
周辺大学への良好な交通アクセスの立地を生かし、学生をメインターゲットとした賃貸マンション。販売先は決まっており、完成後は、東急不動産ホールディングス㈱で学生用住戸の管理運営を手掛ける㈱学生情報センター(京都市)が一括借り上げ(10年契約)を予定している。場所はJR鹿児島本線・「香椎駅」北側のマンション「シティライフ香椎駅前」そば。敷地面積は468㎡。建物は鉄筋コンクリート造の5階建てで延床面積1275㎡。23・55㎡の住戸15戸と24㎡の住戸24戸で構成しており、総戸数は39戸。森社長は「一括借り上げのおかげで、安定利回りで需要家に供給できる」と話している。
同社は2014年6月設立。資本金1080万円。2020年3月期の売上高は約11億円。森社長は、関係会社で賃貸共同住宅などの設計・監理を手掛けている一級建築士事務所のDMクリエイト㈱(横浜市都筑区)の代表も務めている。