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飲食店向けにリバリー導入支援サービス トイポ


週刊経済2024年1月2日、10日合併号

Uber Eats Japanと提携で

店舗向けリピーター集客サービスの㈱トイポ(福岡市中央区大名2丁目、村岡拓也社長)は12月27日、フードデリバリーサービスのUber Eats Japan合同会社(東京都港区、中川晋太郎代表社員)と提携した飲食店向けフードデリバリーサービスをリリースした。
トイポ社が提供する既存顧客への施策に特化した店舗向けアプリ「toypo」の利用事業者からの紹介がきっかけで事業化したもの。アプリ導入事業者向けにウーバーイーツの配達ネットワークを活用できる仕組みを提供することで、デリバリーサービスを利用しやすくし、店外の売上アップを後押しする。
サービス名は「Deliveried with Uber Eats」。料金プランは、1社5店舗までで1店舗当たり月額税込2万2千円のスタンダードプランと、6店舗以上で要相談の多店舗プランがある。両プランとも、初期費用は無料で最低契約期間は6カ月。村岡社長は「1年以内に1千店舗での導入を目指す。toypoが持つさまざま集客機能と組み合わせ、再来店を促すマーケティング施策につなげたい」と話している。
村岡社長は飯塚市出身。1996年4月30日生まれの27歳。県立嘉穂東高校卒。趣味はスポーツ、釣り。
同社は2019年4月設立。資本金2億9700万円(資本準備金含む)。従業員数18人。決算期3月。