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食品製造ライン向け人協働ロボット発売 安川電機


11月26日

㈱安川電機(北九州市八幡西区黒崎城石、小笠原浩社長)は11月26日、食品製造ライン向けの人協働ロボットを発売した。
製品名は「MOTOMAN‐HC10DTF」。元々、人との協働が可能となるよう安全面に考慮した設計の同社人協働ロボットの新たなラインアップという位置づけ。同社によれば、人手不足が深刻な食品業界では、人とロボットが安全柵で仕切ることなく作業ができる人協働ロボットのニーズが高まっているという。
同製品では食品製造の際に求められる衛生面にも配慮。塗装がはがれ混入しないよう特殊な表面処理を実施したほか、万一製造ラインに混入しても極力健康に影響を与えない潤滑油を使用。防じん、防滴構造も実現した。主な用途は食品製造工程での搬送、食材の盛り付け、薬品・化粧品などの搬送。価格はオープン価格。

2019年12月10日発行