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須恵町と包括連携協定を締結 九州産業大学


週刊経済2024年1月2日、10日合併号

通算13例目

九州産業大学(福岡市東区松香台2丁目、北島己佐吉学長)および同大学造形短期大学部(同、小田部黃太学長)は、12月21日付で須恵町(平松秀一町長)と包括連携協定を締結した。
地域経済振興などの分野で相互連携と協力を図り、「須恵町まちづくり」の推進と学術振興、地域課題に取り組む教育・人材育成を図るのが狙い。同大学が包括連携協定を結ぶのは粕屋町、久山町、朝倉市、うきは市、八女市、古賀市、国連ハビタット福岡本部、福岡みらい病院、福岡未来創造プラットフォーム、筑邦銀行、遠賀信用金庫、福岡信用金庫に次いで通算13例目。同大学および同大学短期大学部と須恵町は2015年以降、「学外アートプロジェクト」の一環として美術館での展示会協力や壁画制作、遺影撮影会などの活動を実施。また、研究分野ではコミュニティーバス運行管理支援システムの業務委託事業で連携しており、その活動成果は2022年から開催している各学部の研究成果やシーズを紹介する展示会「KSU VISION DAY 文×理×芸=展」で発表している。
締結後も引き続き、産学連携の取り組みなど実践的な教育を軸に教育改革を推進する方針。北島学長は「今後も地域に根差した教育・研究の拠点として、産業界や大学間、自治体、地域などとの連携を進め、社会に貢献していきたい」と話している。