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韓国・漢陽サイバー大学と単位互換協定 サイバー大学


海外の大学とは初の連携

ソフトバンクグループでインターネット通信制のサイバー大学(福岡市東区香椎照葉3丁目、川原洋学長)は1月30日、韓国・ソウル市の漢陽(ハニャン)サイバー大学と単位互換協定を結んだ。
2017年1月に結んだ教育研究連携の覚書に基づいた共同施策で、海外の大学とオンラインのみで完結する授業科目の単位互換を設けるのは初の試みになる。漢陽サイバー大学は、韓国最大規模のオンライン大学で02年設立。28学部で約1万6870人(2016年時点)が学んでいる。韓国文部科学省のリモート大学評価で、授業、人的資源、物的資源、経営および管理、教育の成果の6領域全分野で最優秀評価を受け、総合最優秀大学に選定された。今後は学内で受講学生を募集し、2019年度以降の授業開始を予定。学生は漢陽大学の学修管理システムアカウントを取得し、国内で相互の大学が指定する科目を履修、受講できる。サイバー大学では「今回の提携で、学生の学びの機会が広がり、広い視野を身に付けることに役に立ててほしい」と話している。

2019年3月19日発行