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電気自動車用充電器の無料設置事業を開始  ファブスコ    年内に300契約500基を目指す


 太陽光パネル卸、事業用環境電設設備販売のファブスコ株式会社(福岡市博多区博多駅前2丁目、江藤邦彦社長)は、7月10日から西日本地区を対象に電気自動車用充電器の無料設置事業を開始した。
 政府の充電器インフラ普及政策に基づいたもので、西日本地区の小売業・宿泊施設・サービス業などの事業者から設置場所を提供してもらい、無料で最新型の充電器を設置していく。また、契約8年間の運用状況や月々の電気料金、保守管理費を同社の子会社で一括管理して負担することで、設置場所提供の事業者の費用負担をなくす。充電器の設置により、充電器設置場所としての認知度向上や電気自動車ユーザーに告知される充電スポットとしての広告効果、同業他社との差別化や集客増が期待できるという。使用機種は普通充電器がパナソニック製、急速充電器が新電元工業製の最新型で、年内に300契約500基の設置を目指す。江藤社長は「電気自動車用の充電器は確実に需要が拡大する。環境企業としてインフラ普及に貢献していきたい」と話している。
 同社は2011年12月設立、資本金1000万円、従業員数16人。江藤社長は福岡市出身、1975年11月9日生まれの38歳、趣味は車、テレビ。