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電気ビル本館内に水耕栽培センター Q‐CAP


週刊経済2026年5月27日発行号

外販も視野にレタス栽培

九州電力㈱の特例子会社で、放送用字幕制作事業やビジネスサポート事業などを手掛ける㈱Q‐CAP(福岡市早良区百道浜2丁目、仁科俊介社長)は4月、電気ビル本館(同市中央区渡辺通2丁目)内に水耕栽培センターを開設した。

同ビル内で提供している鍼灸・マッサージサービスなどの「健康サポート事業部」の一環。同社が取り組んでいる障害者雇用と、工程が細分化しやすく負担が少ない屋内型水耕栽培との親和性が高いこと、公共交通機関でのアクセスがしやすいことから、新たな雇用の場として開設した。場所は同ビル地下4階の社員食堂跡で、事務所も併設している。水耕栽培センター・事務所の面積は計280㎡で、管理者・支援者2人を含む12人が勤務。1基で最大400株が栽培できる設備を20基設置しており、現在グリーンリーフ、フリルレタス、レッドサラダの3種類のレタスを栽培している。まずは九電グループ内での販売や、支店の社員食堂向けに提供しながら品質や生産量の安定化を図り、飲食店や企業などへの外販へ向けた準備も進めていく。

仁科社長は「開設にあたっては新たに10人を採用し、チームで水耕栽培に取り組んでいる。障害者の雇用機会拡大に加え、農薬を使用せずに新鮮でおいしい野菜を生産・提供することで、健康増進を支援していきたい」と話している。