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電子マネー機能付きプリペイドカードを導入 トライアルカンパニー


キャッシュレス化の一環

スーパーセンターなどを展開する㈱トライアルカンパニー(福岡市東区多の津1丁目、石橋亮太社長)は11月1日、自社のポイントカードを廃止し、新たな電子マネー機能付きプリペイドカードに完全移行した。
キャッシュレス化の一環として取り組むもので、事前にチャージ(入金)しておけば、小銭不要でスムーズに会計でき、ポイントも貯まる「トライアルプリペイドカード」の普及を進めていく。同カードは入会金、年会費無料で、200円ごとに1ポイント(1円相当)付与され、支払い時は1ポイントから利用できる。電子マネーの有効期限はない。同社では「今後もキャッシュレスな買い物を通じて、多くの来店者にスマートな購買を体験してもらいたい」と話している。
同社は1981年7月設立。資本金は21億2335万300円。2018年3月期の売上高は3940億円。今年2月に福岡市東区にオープンしたアイランドシティ店は、商品動向や顧客の動きを分析するシステム、セルフレジ機能を搭載したショッピングカートの導入など、日本初のスマートストアとして注目を集めている。

2018年11月13日発行