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電子カルテのクラウド版を全国対応    ポップ・クリエイション


今秋めどに

電子カルテ、医療事務システムの㈱ポップ・クリエイション(筑紫野市二日市中央3丁目、上田正人社長)は今秋をめどに、電子カルテ「Maps for Clinic(マップス・フォー・クリニック)」のクラウド版を47都道府県に対応させる。
同製品は主訴情報の正確な聞き取り項目や階層構造テンプレートなど、効率的なカルテ記載により受付業務を省力化する医療事務システム。昨年7月に親会社が東証一部上場の㈱EMシステムズ(大阪市淀川区宮原、大石憲司社長)に変わったことから取り扱いを開始し、昨年末には福岡版をリリースした。各都道府県によって、自治体の医療費の負担制度などが異なるため、個別に適応する仕様で販売していく。
上田社長は「上場企業のグループの一員となったので、より業務を展開しやすくなった」と話している。
同社は1999年7月設立。資本金300万円。従業員9人。2020年3月期売上高は1億4千万円(決算期変更のため9カ月間の数字)。上田社長は長崎県佐世保市出身。1961年11月21日生まれの58歳。近畿大学理工学部卒。趣味はウォーキング、ジョギング。

2020年4月28発行