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電動アシスト自転車を信託活用 チャリチャリ
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週刊経済2025年8月13日発行号
国内初の個人向けファンドを組成
シェアサイクルのチャリチャリ㈱(福岡市中央区長浜1丁目、家本賢太郎社長)は7月から、三菱UFJ信託銀行㈱(東京都千代田区、窪田博取締役社長)、ミュージックセキュリティーズ㈱(東京都千代田区、中園浩輝社長)、インパクトサークル㈱(東京都港区、高橋智志社長CEO)と共同で、電動アシスト自転車を活用した個人向け共感投資型ファンド「チャリチャリ地域インフラ投資ファンド」を販売開始した。
同ファンドは、自転車を資産として信託化した国内初の投資商品。三菱UFJ信託銀行が受託者となり、チャリチャリが福岡エリアで新たに導入する電動アシスト自転車1100台を担保に動産信託を設定する。ミュージックセキュリティーズは運営するクラウドファンディング「セキュリテ」を通じて個人投資家向けに販売・募集を担う。インパクトサークルは、定量・定性的な社会的インパクトを可視化したレポートを作成し、投資家向けに提供していく。
投資特典として、1口の投資につきチャリチャリのライドチケット年間5400円分を配布する。

