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長崎県壱岐市とEVスクーター活用で協定締結 新出光


週刊経済2026年4月22日発行号

島の二次交通課題の解決へ

石油製品販売大手の㈱新出光(福岡市博多区上呉服町、出光泰典社長)は、長崎県壱岐市(篠原一生市長)と同社のEVスクーターシェアリングサービス事業「ラクすく」活用で「壱岐市エンゲージメントパートナー協定」を4月1日付で締結した。

ラクすくは環境負荷の少ないEVスクーターを1分単位で利用でき、専用ポートでの乗り捨てが可能な新しいモビリティシェアリングサービス。壱岐市が抱える「島内の観光客や地域住民の移動課題」「二次交通不足」などの解決に向け、同社では昨年9月から11月にかけて同市内で観光客をメインとしたラクすくの実証実験を実施。今年度以降も実証を継続し、同市での事業活動をより円滑に進めるため、同協定を通じて同市との連携を強化する。

今年度は4月から来年3月までの間、同市の二つの港を起点とした二次交通を整備する。具体的には、芦辺港ターミナルビルと郷ノ浦港ターミナルビルにラクすくのポートを設置し、EVスクーター5台による24時間利用可能なシェアリングサービスを展開。観光地や施設と連携したバッテリー交換スポットも4カ所に設置する。入会金や月額料金はなく、利用料金は1分20円で、割安な1DAYプランが3600円。

ラクすくは現在、福岡市内で車両490台、ポート174カ所体制で運営しているが、今回の壱岐市との連携をモデルケースとし、将来的には多くの観光地や交通課題地域でのサービス展開を目指す方針。