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金属加工事業好調で3期連続の増収増益 日創プロニティ


売上高は58%増の134億7300万円

金属製品加工などを手掛ける日創プロニティ㈱(福岡市南区向野1丁目、石田徹社長)の2019年8月期売上高は、前年同期比58・1%増の134億7300万円、経常利益は同79・1%増の19億7600万円で3期連続の増収増益となった。
金属加工事業で、太陽電池アレイ支持架台の大型案件が計画通り進み、好調に推移したことや、昨年M&Aで子会社化した空調関連機器製造の㈱ダイリツの業績が通期にわたって寄与したことから増収。利益面では売り上げの好調に比例し、増益となった。営業利益は同80・6%増の19億5400万円。純利益は同58・8%増の13億900万円。各セグメント別にみると、金属加工事業では、売上高63・0%増の100億2600万円、セグメント利益は同79・5%増の19億円。ゴム加工事業は、売上高が同1・7%減の11億9600万円、セグメント利益は同1・0%増の1億8000万円。建設事業は、売上高が同95・1%増の22億5000万円、セグメント利益は同64・1%増の2億9200万円だった。
今期は、ゴム加工事業、建設事業が堅調に推移する見通しだが、太陽電池アレイ支持架台の大型案件が一時的に減少することから、売上高が18・4%減の110億円。経常利益は同26・6%減の14億5000万円の減収減益を見込んでいる。

2019年10月29日発行