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遠近両用の高級レンズを発売  天神愛眼    初年度1万枚、9億円の売り上げ目指す


 眼鏡、コンタクトレンズ販売業の天神愛眼グループ(福岡市中央区天神1丁目、緒方有紀子社長)は、5月から本店「天神愛眼ビル」(同所)で遠近両用レンズの新商品を発売している。
 商品名は「夢のレンズ」。従来の遠近両用レンズの最大の欠点であった視界の揺れや歪みを大幅に軽減したプラスチック製レンズで、熱やキズに強いなど耐久性にも優れているのが特徴。価格は2枚で11万300円と通常レンズの3~4倍と高価格だが、45歳以上を中心とする老眼鏡の買い換え需要の掘り起こしに力を入れ、初年度は1万枚、約9億円の売り上げを目指す。
 緒方憲専務は、「他社には真似のできない新レンズの専門知識を持った専属スタッフの配置、および検査体制の充実で普及促進を図り、全国シェア99%の販売実績を築きたい」と話している。