NEWS

遠賀郡水巻町に遠賀店の新社屋建設 久留米運送


総事業費約10億円、11月5日移転

地場大手運送業の久留米運送㈱(久留米市東櫛原町、二又茂明社長)は遠賀郡水巻町の猪熊工業団地内に2階建ての遠賀店社屋を建設し、11月5日に移転した。土地代を含めた総事業費は約10億円。
営業エリアの拡大による業容拡大と本州発九州向け貨物の受け入れ体制を強化し輸搬送サービスの向上を図るもの。敷地面積は1万6121㎡で、2階建てで延べ床面積は3470㎡。トラック接車スペース(ホーム面積)はこれまでの3倍以上の2870㎡に拡張し、それに伴い最大48台接車が可能となった。また敷地内にはインタンク設置、整備工場を併設。整備工場は久留米運送が建設し、関係会社の北九州マルキュー整備㈱に賃借し運営する。営業エリアは、北九州市八幡西区、中間市、宗像市、福津市、遠賀郡で、移転に伴い新たに北九州市若松区と鞍手郡鞍手町を拡大した。今後、兵庫や大阪、広島、岡山、九州各地への直行便の運行を予定している。同社では「九州島内の貨物の新たな中継拠点を想定している」と話している。

2018年11月20日発行