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連結決算移行に伴う業績予想を発表 はせがわ
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週刊経済2025年2月19日発行号
単体業績予想は下方修正
仏壇販売の最大手・㈱はせがわ(福岡市博多区上川端町、新貝三四郎社長)は、2025年3月期第3四半期から、従来の単体決算から連結決算に移行するとともに連結業績予想を発表した。また3月期の単体業績予想については225億円から205億円へ下方修正した。
2024年10月1日付でホテル用家具メーカー・㈱八木研(大阪市)の保有していた仏壇・仏具事業を会社分割(吸収分割)により承継させた㈱現代仏壇(同市)の株式を取得(子会社化)したことで連結決算に移行したもの。連結業績予想は売上高が213億円、経常利益が9億3千万円を見込んでいる。
一方、単体業績予想の修正については、売上高・売上総利益高が主要事業である仏壇仏具事業・墓石事業で当初計画を下回る推移となっている。営業利益、経常利益および当期純利益についても、売上高の減少に加えて販売費および一般管理費、効率的な費消を図ったが、売上総利益の不足分を補うには至らず、前回(2024年5月15日公表)発表予想を下回る見通しとなった。この結果、通期では売上高が225億円から205億円、経常利益が12億円から9億3千万円、当期純利益が8億円から6億7千万円に修正した。