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連結売上収益は1389億円で10・6%増 安川電機第1四半期


週刊経済2026年7月22日発行号

基幹システム移行など経費増

モーションコントロール・ロボット開発、システムエンジニアリングなどを手掛ける㈱安川電機(北九州市八幡西区黒崎城石、小笠原浩代表取締役会長兼社長)は7月10日、2027年2月期第1四半期(2026年3月~5月末)連結決算で売上収益が前年同期比10・6%増の1389億8200万円、営業利益は同19・2%減の84億8600万円、当期利益が同23・2%減の56億200万円で増収減益となった。

AI関連投資の活発化に伴い、半導体およびデータセンターを中心とした設備投資需要が好調に推移。前年同期比で増加したものの、営業利益は経営基盤の強化を目的とした基幹システム移行の影響や間接費増加、欧州の事業構造改革費用の計上で減益。利益面も営業利益減少の影響で減益となった。

国内においては半導体・電子部品向けを中心とした需要は好調に推移しており、一般産業分野においても自動化需要は堅調に推移。一方で自動車市場では投資判断に慎重な動きが継続しているという。アメリカでは半導体およびデータセンター関連需要が引き続き好調に推移し、太陽光発電用パワーコンディショナーの需要も堅調に推移。欧州は自動車市場における需要は低調に推移しているものの、製造業全般の需要は底入れし、自動化需要や半導体関連需要が回復傾向にあるとしている。中国では半導体およびデータセンター関連投資に支えられ、需要は幅広く回復基調を維持。自動車市場においても設備投資は底堅く推移しているという。

セグメント別では、モーションコントロールの売上収益は前年同期比21・5%増の676億3500万円、営業利益が同50・1%増の75億6200万円。ロボットの売上収益が同2%増の567億2800万円、営業利益が同82・3%減の8億8800万円。システムエンジニアリングの売上収益が同5・9%増の98億1600万円、営業利益が同86・9%増の19億2100万円。

通期連結予想については足元の受注は堅調に推移しているものの、経営基盤強化を目的とした基幹システム移行後の定着状況を見極めるため、通期売上収益5800億円、営業利益600億円の予想を据え置く方針。