NEWS
通期業績予想を下方修正、経常益は3億円に スターフライヤー
Tag:
週刊経済2026年2月11日発行号
円安進行で整備費や為替差損膨らむ
㈱スターフライヤー(北九州市小倉南区空港北町、町田修社長)は1月30日、2026年3月期の通期業績予想を下方修正した。売上高にあたる営業収入は過去最高を見込むものの、進行する円安の影響で経常利益は当初予想(21億4000万円)を大幅に下回る3億円となる見通し。
修正後の通期予想は、営業収入が前回発表比7億6000万円減の446億5000万円、営業利益が同12億5000万円減の9億円、当期純利益が同14億6000万円減の3億円。北九州―羽田線の回復や10月に就航した福岡―仙台線の寄与などで、営業収入は前期比17億5000万円増と過去最高を更新する見込みだが、想定レート(1ドル=145円)よりも円安基調(期中平均151・7円想定)で推移したことが利益を圧迫した。外貨建ての定期整備引当金の繰入額が当初計画より約11億円増加したほか、昨年7月に導入した新型機(A320neo)のファイナンス・リースに伴う為替差損約8億円を営業外費用に計上する予定であることが響いた。
同日発表した第3四半期決算(25年4~12月)は、営業収入が前年同期比3・5%増の331億7400万円、経常損益は2億5900万円の赤字(前年同期は21億1400万円の黒字)だった。ただ、直近の第3四半期(10~12月)単独では、収支改善策の実行により営業利益5億2700万円、経常利益1億1100万円を確保し、すべての利益段階で黒字化を達成している。

