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農業第6弾、宮崎県新富町でピーマン栽培 JR九州 数年内に約250トンの収穫目指す
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九州旅客鉄道株式会社(JR九州、福岡市博多区博多駅前3丁目、唐池恒二社長)は9月、宮崎県児湯郡新富町に農業生産法人「JR九州ファーム宮崎株式会社」を設立し、ピーマンの栽培を開始する。
2009年に参入した農業の第6弾として開始するもので、同町鬼付女(きづくめ)の農地約2ヘクタールで、ビタミンCやβカロチンなどが多く含まれ、栄養価が高い促成ピーマン「グリーンザウルス」を生産。来年度から出荷し、数年以内に約250トンの収穫を目指す。JR九州ファーム宮崎は資本金2千万円で、グループのJR九州鉄道営業株式会社が約98%(1974万円)を出資する。社長は、JR九州鉄道営業の舩津壽幸社長が兼務する。
JR九州は新規事業育成と九州活性化を目的に09年から農業への積極参入を進めており、これまでにニラ(大分市)、甘夏(大分県臼杵市)、ミニトマト(熊本県玉名市)、卵(飯塚市)、さつまいも(臼杵市)の生産を開始している。