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輸出額は6・2%増の7兆9905億円 門司税関
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週刊経済2025年4月2日発行号
令和6年分県貿易総額
門司税関が3月に発表した「九州経済圏各県別の貿易(確々報値)」によると、2024年福岡県の貿易総額は、輸出額が前年比6・2%増の7兆9905億6千万円、輸入額が2・5%増の4兆2113億3100万円だった。
輸出と輸入の差引額は3兆7792億2900万円で輸出超過となった。輸出額を品目別にみると、電気機器が18・1%増の2兆218億7800万円、輸送用機器が5・9%増の2兆8303億1100万円だったほか、化学製品がプラスだった。一方で、鉱物性燃料は59・7%減の85億5300万円、原料品、一般機械、原料別製品、食料品もマイナスとなった。輸入額では、一般機械の17・8%増3818億1100万円をはじめ、原料品、輸送用機器、電気機器、食料品、原料別製品がプラス。鉱物性燃料は26・0%減の2734億5800万円、化学製品もマイナスだった。
また、地域(国)別の輸出額は、中東が29・0%増の4062億9900万円で、中東欧・ロシア等、アジア、北米がプラスとなった。西欧は9・9%減の5841億9600万円、その他大洋州、アフリカがマイナスとなった。輸入額では、西欧が26・1%増の2838億5700万円。その他、中東、中南米、アジア、北米がプラスで、大洋州は25・3%減の1816億700万円、中東欧・ロシア等は15・6%減の647億7500万円となり、アフリカもマイナスだった。(詳細は表のとおり)
貿易額は各税関官署における通関額の合計。福岡県[門司(田野浦、福岡外郵)、北九州空港、苅田、戸畑(若松)、博多、福岡空港、三池(久留米)]。
表はこちらから。